2023/08/17

結婚式の「受付」に関するマナー

結婚式に出席する際、まず最初に通るのが受付です。

その受付にも対応する際に細かいマナーがあることをご存知でしょうか。

挙式自体のマナーなどが分かっていても、受付周りのマナーについては分からないという人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は結婚式の「受付」に関するマナーについて紹介していきます。

受付はなるべく早めに済ませておく

受付は余裕をもって済ませておくようにしましょう。

ゲストで混みあってしまうことも考えられるので、開宴の30分前くらいには会場に着くように移動するようにしましょう。

友人の結婚式など共通の知人がいる結婚式では、久しぶりに会う人とついつい話し込んでしまうこともあると思いますが、それも受付を済ませた後にした方が落ち着いて会話ができるので安心です。

受付の流れ

お祝いの挨拶

お呼ばれのゲストで式に出席する際は、受付に着いたら最初に「本日はおめでとうございます。」と受付を担当している人にお祝いの挨拶をしましょう。もし受付の人が知人の場合でも、照れずにしっかりと伝えましょう。

挨拶をしたら次に自分の名前を名乗りましょう。受付係の人はゲストの名簿を確認し、チェックをするので、自分から名乗ればスムーズに受付を済ませることができます。

御祝議の手渡し

挨拶と名簿の確認ができたら、次は御祝議を渡します。

御祝議は袋が傷ついたり汚れたりしないように袱紗に包んで持っていき、受付係に渡すタイミングで袱紗から御祝議袋を取り出して渡しましょう。

御祝議袋を渡す際は、受付から見て正面の向き(文字が読める向き)で両手で渡し、「ささやかですが、お祝いの気持ちでございます」と一言添えて渡しましょう。渡す側から見て正面の向きで渡したり、片手で渡すのは大変マナーが悪い行為なので気を付けましょう。

芳名帳への記入

最後に、名前や住所を「芳名帳」に記入しましょう。

記帳するのは、出欠の確認だけでなく、名前や住所に間違いや変更がないかを確認するためです。

また、芳名帳はそのまま挙式を開いた新郎新婦が記念に引き取り残るものです。挙式を終わった後も、自分たちの挙式に出席してくれた人たちを確認できる記念品のようなものなので、記入する際は丁寧に書きましょう。

なお、家族で出席する場合は、代表者が姓名を書き、名前の横に他の家族の名前を記入しましょう。

まとめ

今回は結婚式の「受付」に関するマナーについて紹介していきました。

結婚式は色々なマナーがありますが、意外と見落としがちなのがこの「受付」に関するマナーです。

挙式が始まる前と油断して、受付係の人に対して失礼のないように気を付けましょう。むしろ、この受付を通して気持ちを切り替えられると良いでしょう。

流れをしっかりと覚えれば自然とできるような内容なので、結婚式の出席を控えているという方は、この記事を通してスムーズに受付を進められるようにしておきましょう。