2020/10/27

結婚奉告祭とは?

「結婚奉告祭(けっこんほうこくさい)」というものをご存知でしょうか?
あまり馴染みのないものかもしれないので聞いたことがないという方も多くいらっしゃると思います。
本記事ではその結婚奉告祭について記載したいと思います。

結婚奉告祭とは?

結婚奉告祭とは何なのか?を言いますと…

「おふたりが結婚されることを神様に報告する儀式」です。
神様に感謝のお気持ちをお伝え頂き、今後の生活をお守り頂けるように祈願致します。
分類としましては、ご祈祷となりますので、七五三やお宮参りと同じになり、
ご祈祷形式の結婚式というイメージで主に神社で行うことができます。

どんな人が利用するの?

通常の結婚式よりも準備や当日のご負担が少なくて済む為、元々は、ご利用される方の多くは、結婚式に対してあまり良いイメージをお持ちでない方がご利用されていました。
その他は、そこまで多くはありませんが、チャペル式を行う予定、行った方が日本の文化として奉告祭を行う方がいらっしゃいました。
ですが、昨今のコロナ禍の影響により、今までのように盛大に結婚式を行う事が不可能な状況となりました。
よって、コロナ禍以降は、「結婚式を予定していた方がコロナ禍の影響により結婚式が出来なくなってしまった」、や「結婚式をしようと考えていたが、コロナ禍の影響で、先々の予定が組めなくなってしまった」と言う方々のご利用が大変多くなりました。

奉告祭の内容は?

実際にどのようなことを行うのかと言いますと
修祓・祝詞奏上・玉串奉奠などになり、結婚式からの抜粋になります。
(神社により内容は異なり、指輪交換や三献の儀ができる神社もあります。)

以下の記事は、結婚式の細かい内容になりますので、ご参考下さいませ。

https://jinja-kekkonshiki-navi.com/information/blog/6616/

奉告祭のメリットは?

・拘束時間の短縮
所要時間は神前結婚式の場合はおおよそ30分程の儀式となりますが、結婚奉告祭は15分程のところが多いです。
神前式の場合は事前に打合せやリハーサルを行うことが多いですが、結婚奉告祭はご祈祷なのでそういうこともほとんど御座いません。

・気軽に行える
結婚奉告祭に関してはスーツなどの平服でも行うことができる神社が多いです。
その場合衣装合わせ等も必要ないので気軽にできますよね!
もちろん紋付袴や白無垢などをご着用しても問題ございません!

・費用面
奉告祭の費用は、結婚式よりも安く設定されていることが多く、半値以下という神社も珍しくはありません。
平服であれば、衣裳代をかけない分、数十万円はお安くなりますし、衣装を選ばれたとしても、結婚式よりは費用を抑えて行うことが出来ます。

まとめ

以上のことから結婚式に比べると準備も楽で費用も大きく掛からずでき、おふたりにとってはしっかりけじめにもなるというメリットが結婚奉告祭には御座います。

もちろん結婚式もとても素敵なものですが、事情があってできない方には結婚奉告祭という選択もあるのではないでしょうか。
特に今は感染症の影響により多くのゲストを招待することが難しい時代となっています。
奉告祭だけでも素晴らしいカタチですし、まずは奉告祭!そして情勢が落ち着いてから結婚式というカタチも増えてきています。
結婚式を諦める、敬遠する前に、選択肢の一つとして少しでも参考になれば幸いです。

神社によって、できるところとできないところがありますので、気になる神社に事前にお問合せして頂くか、神社結婚式なびまでご相談下さいませ。

結婚奉告祭が出来る神社(一部抜粋)

https://jinja-kekkonshiki-navi.com/information/jinjya/1089/
https://jinja-kekkonshiki-navi.com/information/jinjya/727/
https://jinja-kekkonshiki-navi.com/information/jinjya/6410/

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