2023/08/31

結婚式の「受付係」を任された方へ!役割やポイントをご紹介

前回の記事にて、結婚式の「受付」に関するマナーについて解説した記事を投稿しました。

ゲストで出席する場合は、前回の記事で紹介した内容を覚えて出席したら良いですが、その「受付係」を自分に任された場合、どうすればいいのか分からないという方は多いのではないでしょうか。

実際、結婚式の「受付係」の役割はしっかり学ぶ機会がないので、本やネットで調べて覚える他ないでしょう。

そこで今回は、結婚式で新郎新婦から「受付係」を任された方へ向けて、役割やポイントを紹介していきます。

前回の記事はこちらをご覧ください。

事前確認は忘れずに

結婚式当日は、新郎新婦は慌ただしくなることが予想されます。そのため、新郎新婦に聞かなければ分からない内容は、事前に確認しておきましょう。

例えば、遠方から来てくれた方の交通費を新郎新婦が出すケースがありますが、受付で渡すということになっていた場合、なんもすり合わせてしてなかったら受付を済ませた後お互い気が付かずにスルーしてしまう…なんてことも起こり得ます。

受付係を任された方は主に以下の内容を確認・すり合わせておきましょう。
▪ 受付係の人数(新郎新婦との間柄も確認)
▪ 当日の集合時間・集合場所
▪ 受付開始時間・披露宴開始時間
▪ 御祝儀をいただいているゲストの確認
▪ 交通費を渡すゲストの確認
▪ 遅刻したゲストがいた場合の対応確認
▪ ゲストからいただいた御祝儀の預け先

遅刻しないように注意する

当然ですが、受付係をお願いされ、それを了承したのであれば当日の遅刻は厳禁です。

受付係にも集合時間がありますが、その時間よりも気持ち早めに会場へ到着するように移動しましょう。

会場までのアクセスは事前に確認しておきましょう。当日の朝は、早めに起きて出発地から会場までの交通機関に遅れが発生していないか確認しておくと、もし遅延などが発生していても余裕をもって対応できるでしょう。

また、もし急遽外せない仕事が入って結婚式にいけない…という可能性がある方は、他の受付係の方や会場スタッフに迷惑をかけないように、話が来た段階で断っておきましょう。

会場を確認しておく

受付を任された場合、来場したゲストから「トイレはどこですか?」など、会場内の場所を聞かれることも想定されます。

受付を始まってしまうと、会場スタッフに確認する余裕がない可能性も考えられます。受付開始時間までには会場内の各施設の場所を確認しておきましょう。

よく聞かれる施設としては以下のリストが挙げられます。
▪ トイレ
▪ 控室

受付係の中で役割を決めておく

受付係は複数人任されるケースがほとんどです。初対面ということもあるため、まず最初は挨拶と自己紹介をしておきましょう。

自己紹介が済んだら、それぞれ役割分担を決めていきましょう。明確に役割が分担できていれば、スムーズに進行できるでしょう。

式場のスタッフとすり合わせをしておく

当日は、式場のスタッフから挙式のおおまかな流れを聞いておきましょう。また、気になることや不明点があればここで確認しておきましょう。

遅刻したゲストや急遽来れなくなったゲストがいた場合の対応方法も、この段階で確認しておくと良いでしょう。

新郎新婦の親族へご挨拶

新郎新婦の親族は、受付が始まる前に会場についているケースが多いです。

受付係の方は受付が始める前に、親族へ

「この度はおめでとうございます。わたくし、受付をさせていただく○○です。本日はよろしくお願いいたします。」

と、挨拶しましょう。

まとめ

今回は、結婚式で「受付係」を任された方へ向けて、役割やポイントを紹介していきました。

新郎新婦から受付係を任されて、あなたがそれを了承したのであれば、最後まで請け負った責任を果たしましょう。受付係を任されたのに遅刻するのは厳禁です。当日は遅れないように気を付けましょう。

「受付係」という役割を任された方は、新郎新婦から信頼されているといえます。その期待にしっかりと応えられるような仕事ができると良いですね。