2023/09/14

結婚式の「受付係」を任された方へ!受付中の対応をご紹介!

回の記事にて、結婚式の「受付係」を任された方へ向けて役割やポイントを記事で紹介しました。

準備段階で前日にやっておくことや、当日会場に到着した後のことについて解説しましたが、しっかり準備しても実際に受付が始まると、緊張して何をしたらいいのか分からなくなってしまうかも…と心配になってしまう方も多いでしょう。

そこで今回の記事は、前回の続きとして「受付係」を任された方のために、受付係の目線から見た当日の流れについて紹介していきます。

前回の記事はこちらをご覧ください。

来場したゲストに挨拶

ゲストが受付に来たら、まずは挨拶をしましょう。なお、受付を任された方は、新郎新婦側の立場として挨拶をしなければなりません。

「本日はお越しいただきまして、ありがとうございます。」

と、ご来場していただいたことに対しての感謝を添えて挨拶をしましょう。

御祝儀の受け取り

挨拶が終わったら次にゲストから御祝儀を受け取りましょう。両手でしっかりと受け取りましょう。また、受け取るときも

「ありがとうございます。お預かりいたします。」

と、お礼を言いましょう。

このとき、「頂戴いたします。」と言ってしまう人がいますが、御祝儀は新郎新婦に渡るものであるため、言い間違いには気を付けましょう。

御祝儀を受け取ったら、ゲストリストにしっかりと御祝儀を受け取ったことを記録しておきましょう。

また、ゲストによっては、事前に御祝儀を贈っていることがあります。式前日までには新郎新婦へ事前に御祝儀をもらっている人がいないか確認しておき、いる場合は名前をメモして忘れないようにしましょう。

芳名帳への記帳をお願いする

御祝儀を受け取ったら、次にゲストの住所や名前を芳名帳に記入するよう促しましょう。

「恐れ入りますが、こちらにお名前とご住所の記入をお願いいたします。」

と、ひと言かけると丁寧です。

席への案内をする

芳名帳に記帳していただけたら、ゲストを席へと案内しましょう。大抵の場合は、ゲストの座る位置がかかれた「席次表」が用意されていることが多いので、こちらを渡すことになるでしょう。

「こちら、席次表でございます。」

と、ひと言添えて渡し、ゲストを席へ誘導しましょう。

また、開場前でしたら控室に案内しましょう。

特別な対応が必要なゲストがいた場合

特別な対応が必要なゲストがいる場合もあるので、この点に関しても前日までにはしっかりと新郎新婦とすり合わせておきましょう。

例えば、遠方から来るゲストで、交通費を新郎新婦が負担することがあります。その際は受付の段階でお渡しするケースが多いです。こちらも忘れないようにメモを控えておくといいですね。

まとめ

今回は、「受付係」を任された方のために、当日の受付の流れについて紹介しました。

受付係を初めて任されたという方は、実際に担当する仕事をこなせるか、不安な気持ちになることも考えられます。不安や緊張の気持ちがあるまま結婚式に向かうと、その感情が顔にでてしまうかもしれません。

受付はゲストの方が最初に顔を通す場所なので、そこを任されている方が不安や緊張が伝わる顔をしていては、(大丈夫かな?)と心配されてしまいます。

せっかくの結婚式を楽しく、笑顔で迎えられるように、必要な準備や当日の流れをしっかりと覚えて、心に余裕を持って当日を迎えられると良いですね。