2023/10/20
結婚式における親族紹介・顔合わせについて
結婚式当日に、新郎新婦の親族のみで行われる「親族紹介」についてご存知でしょうか。結婚は、新郎新婦が家族になるだけでなく、お互いの親族関係者が「親族同士」として結びつく瞬間でもあります。
今回は、結婚式における親族紹介について紹介します。
親族紹介について
親族紹介は文字通り、挙式の当日にお互いの親族を紹介することです。
新郎新婦2人の結婚を機に親戚同士となるため、お互いの顔や関係を知る機会となります。お互いの親族全員が集まる機会はそうそうありません。悪い印象を持たれないよう、礼儀正しく振る舞い、しっかりと挨拶をしましょう。
親族紹介を行うタイミングについて
親族紹介を行うタイミングは挙式の前に行う場合があれば、挙式と披露宴の間に行われる場合もあります。つまり、会場や式の進行の都合で変わるということです。そのため、会場担当者の指示にしっかり従って行動することが大切です。
親族紹介の取り仕切りについて
親族紹介は、両家の代表として、新郎新婦の父親か母親が親族全員を紹介するのが一般的です。
もし、親がいない場合は、親族の誰かに相談しましょう。代表者の選定に悩んだ際は、親族参列者の中での年長者にお願いするのが無難でしょう。
親族紹介の順番について
親族紹介は、新郎新婦を基準に血縁が近い順番で紹介されます。
新郎新婦の兄弟姉妹や従兄弟が、配偶者を連れている場合があります。この続柄だと、新郎新婦にとっては血縁がありませんが、血縁者の家族であるため一緒に紹介することになります。
また、父方の親戚と母方の親戚が並ぶ際は、新郎新婦の親が嫁入りしたか婿入りしたかで紹介する順番が変わります。
まず、新郎新婦の母親が父親の家系へ嫁入りしていた場合は、父方の親戚を紹介してから母方の親戚を紹介します。反対に父親が母親の家系へ婿入りしていた場合は、母方の親戚を紹介してから父方の親戚を紹介することになります。
紹介の順番例
新郎の親が嫁入り、新婦の親が婿入りだった場合
新郎の父母→兄弟姉妹(配偶者がいたら一緒に紹介)→父方親戚→母方親戚
新婦の父母→兄弟姉妹(配偶者がいたら一緒に紹介)→母方親戚→父方親戚
まとめ
今回は、結婚式における親族紹介について紹介しました。
親族紹介は、新郎新婦が結婚したことによって生まれた新たな繋がりを確かめる場です。両家の親戚が集まれる機会は滅多にありません。良い思い出にできるように、礼節を持ちつつも気持ちの良い挨拶をしましょう。