2022/06/10
スーツやドレスはOK?和服を着るべき?和式の結婚式に参列するときの「服装マナー」
結婚式に参列するとき、洋式や和式など、形式によってどのような服装が良いのか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
前回の記事に引き続き、今回は和式の結婚式に参列するときの服装マナーについて解説していきます!
■前回の記事はこちら
基本の服装マナー
男性の場合
和式の結婚式でも、男性は基本的にスーツで参列することが多いです。
ただし、和式の結婚式の場合は派手な色や柄の多いデザインはあまりふさわしくありません。
全体的にシンプルな色やデザインのものを選び、スーツの下に合わせるシャツは白や淡い水色など明るい色を合わせましょう。
色やデザインの中でも、特にネクタイは注意が必要です。
黒一色のものを選んでしまうと喪服をイメージさせてしまい、お祝いの席には適していません。
白や薄いシルバーといった明るくてシンプルな色を選びましょう。
女性の場合
和装、洋装の好きな服装で問題ありません。
和装を着る場合、振袖や訪問着、色無地といった着物になりますが、派手な色や柄は避けましょう。
白無垢の白はもちろんですが、黒や赤は花嫁の色打掛によく使われるため、新婦と色が被らないように事前に確認しておくと安心です。
洋装の場合はフォーマルなドレスやワンピースを選びましょう。
ただし、新郎新婦や親族が格式高い衣装を着用しているため、あまりカジュアルすぎてしまうのは和式の結婚式には適しません。
子供の場合
子供が参列する場合、基本的に制服で問題ありません。
制服でなければならないわけではないので、男の子はタキシード、女の子はドレスやワンピースにするのもおすすめです!
女性が気をつけたい5つのポイント
必ず肌色のストッキングを履く
ドレスやワンピースといった洋装をする場合、裸足で参列をするのはNGとされています。
また、黒のストッキングは喪服を連想させてしまうため、肌色のストッキングを必ず着用しましょう。
和式の結婚式では靴を脱いで神殿に上がる場面があるため、指先に穴が空いていないか事前に確認をしたり、予備のストッキングを持っていると安心です。
ファーや毛皮など、動物を連想させるものは避ける
シンプルなデザインのドレスやワンピースに合わせるだけで見た目が華やかになるファーや毛皮ですが、動物の殺生を連想させてしまうためお祝いの席にはふさわしくありません。
最近はあまり気にしない風潮ではありますが、格式高い和式の結婚式では避けておいた方が良いでしょう。
不安定なヒールは避ける
神社で行う和式の結婚式では、砂利の上を歩くこともあります。
ピンヒールや不安定なヒールを履いてしまうと、砂利に躓いて大怪我に繋がってしまう可能性があります。
また、厳かな場面でヒールの歩く音が響いてしまうと、その場の空気を悪くしてしまう可能性もあります。
洋装をする時は、カジュアルになりすぎない程度に少し太めのヒールのパンプスを選ぶことをおすすめします!
露出が高い服装は控える
格式高い和式の結婚式では、胸元が深く開いたドレスや、両肩が出るオフショルダーのワンピースといった露出度が高い服装はなるべく避けましょう。
冬場は特にエアコンがない神社もあるため、露出度が高い服装では寒くなってしまう可能性もあります。
露出が気になるときは、ストールやボレロを羽織るのがおすすめです!
手荷物はコンパクトにまとめる
神社には、ホテルや結婚式場のように荷物を預けられる場所はほとんどありません。
また、和式の結婚式では参列者が参加する儀式もあるため、大きな荷物を持ちながら移動するのは大変です。
手荷物は多くなりがちですが、和式の結婚式に参列するときは、できるだけ小さいバッグに荷物をまとめるようにしましょう。
まとめ
和式の結婚式でも基本的にはフォーマルな服装であれば細かい決まりはありません。
ストッキングやヒールなど、和式ならではの気をつけないといけないポイントを意識しつつ、華やかなファッションで参列しましょう!