2021/04/22
究極に旨い!!とは??
今回は、「旨い!」に関して。
料理とは
料理(りょうり)は、食物をこしらえることで同時にこしらえた結果である食品そのもの。調理ともいう。すなわち、食材、調味料などを組み合わせて加工を行うこと、およびそれを行ったものの総称である。wikipediaより。
つまりは、食材に手を加えることですね。
旨い!不味い!って?
語意的には、旨い=美味しく感じた。不味い=美味しくなく感じた。
ですかね。
ここで重要なのは、「感じた」という事です。
感じた。感じるは感覚となり、これに直結するのが味覚ですね。
味覚の構成要素は色々あり、ここでは割愛しますが、色々な感覚が絡み合って「旨い・不味い」を人それぞれが判断をします。
究極に旨い!!とは何か
ここからは私の個人的な見解になりますが、
それは、個人にとって究極であることが大半であり、その料理を作った人間が究極に旨いと思うか、食べた人が究極に旨いと思うかどちらかしかないです。
でもそれって、どちらも結果的には個人的に究極に旨いと思ている状態でしかなく、本質的には、究極とは言えません。
では、どのように究極になるかと言うと、数の力です。
個人的に思っている究極に旨いが他者にも理解されその他者も究極に旨いと思う。その連鎖によって、より多くの人が旨いということによって、はじめて究極に近づいたと言えるのではないでしょうか。
この考えは、身近な例ですと「ラーメン」だと考えています。
友人や知人が「ここのラーメンは最高!」と言われ、もしくは勧められていったときに、この紹介者と必ずしも同じ気持ちになれる訳ではありません。
逆に不味く感じる方もいますよね。
つまり、旨いとは、それぞれであり、必ずしも共有できるものではないと言えます。
旨いに深く関わる人間関係
では、より多くの方々が旨いと感じるために必要なことはなんでしょうか。
不特定多数に大きな影響を与えるのは、広告です。
しかしながら、認知後の向上を得ることが出来ますが、旨いを連鎖させることは難しいのが広告です。
昔は、広告から口コミの流れでしたが、現代は、口コミから広告の時代になりました。
では、その口コミで重要になってくるはなんでしょうか。
皆様は、どのような人の口コミを信頼しますか?
芸能人??
インスタグラマー??
ユーチューバー??
これらの方々を信頼することも良い事ですが、どちらかと言うと、「きっかけ」を与えてくれている要素が大きいはずです。
もちろん、熱烈なファンの方は、きっかけだけではなく、全てかも知れません。
私が思うに、口コミとして最も信頼できる人は、家族、もしくは親友と分類されれる友人ではないでしょうか。
それらの方々の実体験は、基本的には信じる方が多いと思います。
そうなると、深い人間関係にある人に旨いと言われるとその料理を食べてみようとする最大の動機になりませんか?
また、信頼している人に、本当に旨いと勧められると、本当に旨く感じてしまいませんか?
これらの現象は、若ければ若いほど顕著ではないでしょうか。
それは、食事に関して、絶対的な経験値が不足しているために起こります。
年齢を重ねるごとに、食の経験値が上がり、自己形成されてゆくからです。
つまり、人が生きてゆく過程の中で、旨いは形成されてゆくのです。
よって、個々人の旨いには、人間関係や生活環境が大きく関わると言われています。
よく聞く話かもしれませんが、セレブの方々の味覚は発達していると言われます。
これは、若い時代からより多くの食の経験を積む為と言われています。
そうなると、「究極に旨い!」とは、誰に対しても美味しいと感じさせるか、不味いと感じさせないどちらかが近い訳であり、究極に旨いとは、「普通に旨い!」となります。
これ、恋愛にも似てますね。
毎日いると感謝を忘れ愛を忘れがち。
居なくなるとありがたみが分かり、愛を思い出す。
毎日食している普通の味が実は、「究極に旨い」ことに気付けると良いですね!
注!!)個人の経験に基づく内容ですので、科学的根拠を示すことは出来ません。