2022/09/02
給料の3ヶ月分?婚約指輪、結婚指輪の相場はいくら?
プロポーズや入籍、結婚式のときに準備をする婚約指輪や結婚指輪。
いざ買うとなると、どれくらいの金額のものを買えばいいのか迷ってしまうのではないでしょうか?
今回はそんな方のために、それぞれの指輪の相場についてご紹介します!
■指輪の違いについてはこちら
なぜ「給料の3ヶ月分」と言われるのか
結婚にまつわる指輪の話をすると、「給料の3ヶ月分」の金額のイメージがあると思います。
この噂、実は日本の結婚指輪の歴史に関係していたのです。
もともと日本には結婚指輪というものがなく、その習慣が伝えられたのは戦後のことでした。
新しい習慣を根付かせるためダイヤモンド会社がキャンペーンを行い、その時のキャッチフレーズが「婚約指輪の相場は給料3ヶ月分」だったという説が有力です。
そのイメージが定着し続けていますが、今では給料3ヶ月分の結婚指輪を購入している方のほうが少数だったりもします。
自分たちに合った指輪であれば「給料3ヶ月分」である必要はないのです。
婚約指輪の相場
婚約指輪の相場は35万円前後です。
宝石の付いたデザインの指輪が選ばれることが多く、結婚指輪に比べて金額が少し高くなる傾向にあります。
中でもダイヤモンドの付いた指輪が選ばれることが多く、その理由にはダイヤモンドの性質に関係しています。
ダイヤモンドは地上で最も硬い鉱物であり、その硬さから傷つくことなく永遠に輝くことができる、ということから「愛が永遠に続く」という意味を持っています。
石言葉も「純潔・永遠の絆・純粋無垢」と結婚の象徴にふさわしいため、婚約指輪の宝石として選ばれることが多いです。
結婚指輪の相場
結婚指輪の相場は二人分で25万円前後です。
婚約指輪に比べ、普段から身につけたいと考える人も多く、シンプルで使いやすい指輪が選ばれています。
また、妻の結婚指輪のほうにだけ小ぶりな宝石をつけることも多いため、妻の結婚指輪の方だけ少し高めの金額になることがあります。
世界に一つだけの結婚指輪
一生に一度の贈り物。
有名なブランドの指輪を選ぶのも良いですが、最近は世界に一つだけの指輪を手作りする人も増えてきています。
2人で作った思い出にもなるため、手作りをしてみるのはいかがでしょうか?
まとめ
「給料3ヶ月分」ではなくなってきている最近の相場。
それでもなるべく金額は奮発しないと…と思う方もいるかと思いますが、指輪選びで大切なのは「贈りたいと思う気持ち」です。
金額にこだわらず、想いを込めた指輪を選んでみてはいかがでしょうか。