2020/10/25

結婚式に関するアイテムや演出の意味②

いくつかの記事にて結婚式に関するアイテムや演出の意味を記載していきたいと思います!本記事はその第二弾です!
前回の記事はこちらです。よかったら併せてお読みください。

https://jinja-kekkonshiki-navi.com/information/blog/6609/

本記事では以下について書きたいと思います。
・白手袋
・ブーケ/ブートニア
・ブーケトス

【白手袋】
まずはこちらです。
結婚式の入場時、新郎様や新婦様と歩くお父さんが右手に白い手袋を持っていることはご存知でしょうか?
基本的にはめることはなく、持っているだけです。
注意深く見ないと気付かないと思います。
ではこちらは何なのか?と言いますと、実はとてもかっこいい意味があるんです!
この手袋かつての西洋の騎士が持っていた剣の名残といわれております。
右手に剣、左手には盾を持っていた騎士は大事な人を守るときは左側に立たせ、右手の剣で戦ったそうです。
そういったことから右手に手袋持ちます。また結婚式では戦うことはありませんので剣ではなく手袋になったそうです。

このことから結婚式ではいつでも新郎様が新婦様の右側に立ちます。
入退場時やお席に着く際もそうなっているんです。
これは先述の通り常に新郎様が新婦様を守るということからなんです。

【ブーケ/ブートニア】
結婚式の時に新婦様が手にもつブーケ。そして新郎様の胸ポケット付近に飾るブートニア。
花嫁をより美しくすることはもちろんですが、こちらもしっかりと意味が御座います。
それはヨーロッパのプロポーズから由来すると言われております。
かつて男性が女性にプロポーズをするとき、花を摘み束にして贈る習慣があったのです。そしてOKのサインとして女性がその花束から一輪の花を抜いて男性の胸元に挿すとされていました。
とてもロマンチックな由来ですよね!

この由来からブーケセレモニーやダーズンローズセレモニーなどを取り入れた挙式をされる方もいらっしゃいます。
挙式の際にご参列者に一輪ずつの花をお配りし、新郎様が入場時にそれらを受け取り花束を作ります。
そして新婦様が入場された後にお渡しし一輪の花を胸元に挿すといったセレモニーです。
それを12本のバラで行うのがダーズンローズセレモニーです。
司会者にこの由来や意味などを説明してもらいながら行うとゲストの皆様にもよりその魅力が伝わるかもしれないですね!

【ブーケトス】
ブーケに続いて、関連する演出のひとつブーケトスについてです。
こちらは挙式後に新婦様がゲストの皆様に向かってブーケを放り投げ、それをキャッチした人に幸せが訪れるというものでご存知の方も多いと思います。
実はこちら、元々はブーケではなく花嫁が身につけていたベールなどをおすそ分けしていたことに由来します。
幸せな花嫁が身につけているものは縁起がいいということで、ゲストの人たちがそれにあやかるために取っていったそうです。
かつては割と強引にベールなどを引きちぎったりすることもあったそうです。
それではさすがに美しい花嫁姿がみすぼらしくなってしまうということで、代わりにブーケを花嫁から投げるという風に変化したそうです。

昨今ではトスではなく、ブーケからリボンを複数本垂らし、ゲストが一斉に引っ張りブーケに繋がっている1本を当てた人に幸せが訪れるとされるブーケプルズや、ブーケではなくぬいぐるみやブロッコリーなど別のものをトスする演出も多く実施されております。
時代によって変化は御座いますが、由来は先述の通りです。

いかがでしょうか?
由来や意味を知ると面白いですよね!実際の結婚式の時はもっと面白みが沸くと思いますので是非覚えておいてください!