2020/11/10

結婚式に関するアイテムや演出の意味④

シリーズ第4弾です。
本記事では以下についてご紹介致します!

・ケーキ入刀
・お色直し
・キャンドルサービス
どれも見たことがある方も多い、披露宴の定番の演出ではないでしょうか。
こちらもしっかりと意味が御座いますので紹介していきます。

【ケーキ入刀】
まずはケーキ入刀についてです。
夫婦初めての共同作業として有名なこちらの演出。
新郎新婦おふたりでケーキにナイフを入れます。その由来は諸説ありますが、昔は今のように柔らかいケーキではなかったそうです。
花嫁がそのケーキにナイフをいれようとしたところ、力が足らずできなかったとき花婿が力を貸すことでナイフが入ったことから来ているそうです。

昨今ではほとんどの披露宴で取り入れられる程、定番の演出ですが、意味としては
「新郎新婦のふたりで未来をきり拓く」
「ケーキをゲストに振る舞うことで幸せのお裾分け」
ということがあります。

またケーキ入刀の後に新郎新婦でそのケーキを食べさせ合うセレモニー
「ファーストバイト」も定番です!
新郎から新婦への一口は
「食べ物に困らせないようにしっかり支えます」
新婦から新郎への一口は
「美味しい料理を作っていきます」
そんな意味が込められているそうですよ!

【お色直し】
続いてはお色直しについてです。
披露宴の中盤に一旦新郎新婦が中座し、衣裳やヘアメイクをチェンジし再度入場する演出です。
カラードレスや色打掛がお色直し後では定番の衣裳ですね!
昨今の披露宴では新郎新婦の大きな見せ場でもあり、この再入場時に色んな演出を取り入れられる方が多くいらっしゃいます!

実はこちらのお色直し、日本独特のものなのです!
その由来は日本古来の習慣からきています。
かつての花嫁の衣裳といえば白無垢です。
白は純粋無垢を表すと言われ、結婚して3日間は白無垢を着用しており、4日目に色打掛を着用するという習わしが御座いました。
これは「新郎家の色に染まる」という意味があったそうです。

それを披露宴のなかで簡易的に行ったものが現代のお色直しということです。
その意味は変わらず「あなた色に染まります」というものです。
ですが、昨今の結婚のイメージは花嫁が染まるというよりは、ふたりで協力して支え合っていくという方が近いと思います。
そういう面から新郎もお色直しをし、「ふたりらしい色を作っていきます」という意味の方がマッチしているかもしれませんね!

【キャンドルサービス】
こちらはお色直し入場の際の定番の演出です。
テーブルラウンドではゲストテーブルに設置されたキャンドルに新郎新婦があかりを灯して回ります。
またメインキャンドル演出の場合はメインテーブル横に設置した大きなキャンドルにおふたりであかりを灯します。
テーブルラウンド⇒メインキャンドルという流れが一般的ですが、どちらかだけするという形でも大丈夫です。

テーブルラウンドはその形の通り、新郎新婦のおふたりがゲストの皆様へ挨拶まわりをするような意味が御座います。
そしてその際にキャンドルを灯す意味は、ゲストの皆様へ幸せが訪れるように願いを込めてといわれております。
ヨーロッパではキャンドルに灯には天使が舞い降りるという言い伝えがあります。
そしてその天使が幸せを運んでくれるということからゲストの皆様の幸せを願いゲストテーブルにキャンドルを灯すのです。

そしてメインテーブルも基本的には同じ意味です。
新しい家庭に幸せが訪れるようにという願いを込めます。
また温かい家庭を築いていきますという誓いをゲストの皆様の前で行うという意味があるとも言われております。

いかがでしょうか?
上記の人気の演出にもしっかりと意味があります。
由来も知ると面白いですよね!

結婚式の演出は多種多用です。何をされるかはおふたり次第でありますが、検討される際にその意味も踏まえて考えるといいかもしれませね!

お読みいただきましてありがとうございます。