2022/12/16

年賀状で結婚報告をする場合の注意点をご紹介

近年の情勢を受けて、結婚式をしなかった方や、親族だけで取り行った方も多いのではないでしょうか?年賀状で結婚の報告をしよう、という方のために、注意をする点をご紹介します。

結婚の報告を年賀状で送ることがNGの相手は?

年賀状で結婚の報告をすること自体はマナーとしても問題ありません。しかし、年賀状で結婚の報告をする場合には友人までに止める必要があります。

結婚式を行った場合でも、式に来られなかった友人にも伝えるいいタイミングでは無いでしょうか。

一方で、仕事の上司に年賀状で結婚の報告をするのはNGです。結婚式の報告に関しても「入籍・結婚式の1~2ヶ月後」に出すのがマナーですので、新年の挨拶のついで、という形で報告するのは避けましょう。

年賀状で結婚の報告をする際にNGな表現方法は?

1.忌み言葉

まずはじめに、忌み言葉を使用することはNGです。縁起が良く無い言葉は結婚式でも、新年の挨拶でも使用しないようにしましょう。

実は「去年」という言葉にも「去る」という不幸を連想させる言葉が入っているため、避けた方がいい言葉の一つです。「昨年」や「旧年」といった言葉を使うようにしましょう。

2.賀詞や年号の重複

同じ意味の言葉を重複させることは避けましょう。

あけましておめでとうございます

元旦、一月一日

といった言葉は、年賀状に元から印刷されているイラストなどに書いていることもありますが、その場合でも重ねないように注意しましょう。

年賀状で結婚の報告をする際の文例

ここでは、年賀状の中で結婚の報告をする場合の文例を紹介します。結婚式を挙げたのであれば、出席できなかった人と、出席してくれた人で本文を変えるのがいいかもしれません。

1.結婚式に出席できなかった人に向けた年賀状の文例

あけましておめでとうございます。
私たちは昨年〇月〇日に結婚し 新しい人生をふたりで歩み始めました
これからは力を合わせて 温かい家庭を築いていきたいと思います
今後ともどうぞよろしくお願いいたします

2.結婚式に出席してくれた人に向けた年賀状の文例

新年おめでとうございます
昨年は私たちの結婚式にご出席いただき ありがとうございました 
おかげさまで 夫婦として初めてのお正月を迎えることができました
みなさまの温かいご祝福を胸に 幸せな家庭を築いていきたいと思います
本年もどうぞよろしくお願いいたします

さいごに

新年のおめでたいタイミングで、合わせて昨年にあったおめでたい出来事を友人に報告することは、今後の友人との付き合いの上でもとても良いことです。

結婚式の写真なども併せて年賀状に載せると、受け取ってくれた友人にも伝わりやすいのではないでしょうか。

新年に向けて、結婚の報告や結婚式の報告を年賀状で行う準備をしてみてはいかがでしょう。