おおよそ1,190年あまり前、天長年間の御鎮座とされております。土地の貴重な湧水地であったため、「水を司る神様」をおまつりしたことが創始となります。
境内に湧出する御神水「井之明神水」(いのみょうじんすい)には、ご近隣の方をはじめ、ご遠方からも、豊かで清冽なお水を求めて、日々賑わっております。
このお水は、秦野の上水道の歴史上、特筆すべきものであり、往時は、この地域では井戸を掘っても水を求めづらく、唯一湧き出ていたのがこの「井之大明神・井之明神社」(曾屋神社の旧称)であり、この水があったこからこそ、人々はこの地で生活を営むことができました。