大昔、今日の泥亀町から釜利谷東一帯は大きな入江でした。この入江と平潟湾とは、今日の瀬戸橋の位置にあたる狭い水路状の海峡でつながっていました。
そしてこの小さな海峡は、潮の干満の度に内海の海水が渦を巻いて出入りする「せと」でした。古代の人は水流の険しい「せと」を罪穢れを流し去ってしまう神聖なところであるとして、豊な幸をもたらしてくれる神々をここに祭りました。これが瀬戸神社の起源です。神社の隣接地からはすでに古墳時代には祭りが行われていたことを証する祭祀遺物が出土しています。
金沢八景駅からもほど近く、隣にはイオンモールもあり、大変利便性の高い神社です。海を望むこともこともでき、大変お勧めの神社になります。